QCM バイオセンサー

水晶振動子は、電極表面に物質が付着するとその質量に応じて周波数が小さくなる特徴を利用した重さセンサーとして知られています。
非常に小さな重さの変化を計測できることから、超微量天秤と呼ばれています。英語表記では、【Quartz Crystal Microbalance】の頭文字をとって【QCM】と呼ばれています。
QCM バイオセンサーは、水晶振動子の圧電性効果を利用した微量質量測定装置です。
QCM バイオセンサー上で生じる微小な質量変化をピコグラムオーダーで測定することができます。
QCM バイオセンサーの特長
►高周波(40MHz)の水晶振動子を使用しており、質量変化を高感度に検出。
►直径サイズ5.0mmと極小。電極は利便性の高いチタンと金で構成。
►温度特性に優れたATカット水晶を採用した、再現性の高いセンサー。
QCM バイオセンサーの応用分野
►ホルモン、抗体、蛋白質等の生体高分子の計測
►病原性微生物の測定
►環境汚染物質の検出と定量
►内分泌撹乱化学物質の計測
►酵素反応のリアルタイム定量解析
►DNAによる微生物の評価
QCM バイオセンサーの測定原理
一定の振動をしている水晶振動子の表面に僅かでも物質が載るとその振動数が減少します。
この減少量を重さに換算することで水晶振動子は「ナノの世界の天秤」となります。
サンライズ工業の得意な高周波技術により、高感度・高安定のセンサーを開発できました。
バイオセンサーの基本概念と分類

水晶振動子センサーの基本構造

免疫測定

生体分子間相互作用の定量化・分子レベル相互作用の解析

センサーの液中発振
► 液中で周波数を測定し基本周波数F1を決定する。
1.QCMセンサーの電極表面やその周辺を純水等で軽くすすぐ。
2.アルミブロック恒温槽とOCXOが恒温状態になった後、液の撹拌を弱める。
3.センサーをセットし、液中に浸漬させ、周波数測定をスタートする。
4.周波数が安定した後、基本周波数F1を決定する。
★ 周波数は、測定開始からおよそ30分以上で安定状態に入りますが、装置を立ち上げてから温度が恒温になるまでの待ち時間に、測定溶液を入れた反応用のガラスセルに、センサーを浸漬させておくと比較的に短時間で周波数が安定します。
QCM バイオセンサーの仕様
| 測定部 | |
| 測定原理 | 水晶発振方式 |
|---|---|
| 測定温度範囲 | 22~40℃ |
| 撹拌方式 | マグネチックスターラー |
| 反応容器 | ガラスセル |
| 液量 | 17ml |
| 推奨動作環境温度 | 約20~26℃ |
| センサー部 | |
| 発振周波数 | 21Mhz |
| 検出重量範囲 | 150pg以上 |
| センサー外形 | 7×33mm |
| センサー電極径 | 2.6Φ |
| 電極材料 | 下地:チタン、表面:金 |
| 水晶ブランク仕上げ | #4000 or ポリッシュ |
| システム | |
| 周波数カウンター | Agilent 53131A |
| インターフェイス | Agilent 82357A |
| 周波数特性 | |
| 安定性 | 1Hz/min 以内 |
| 安定状態までの時間 | 30分以上 |
| サイズ(W×D×H) | |
| 本体 | 23×23×306(cm) |
| 電源 | 26.3×33.3×14.5(cm) |
- その他付属品:ガラスセル×5、ガラスセルキャップ×5、スターラーチップ×2、反応用ガラスセル
- ※測定温度範囲と周波数安定性は環境により若干変化します。
- ※センサーチップは水系の溶液中でのみ使用可能です。
- ※仕様は、予告無く変更することがあります。
QCM バイオセンサーのお問い合わせ
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| 担当 | R・D事業部 クリスタル開発室 池田 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県糸魚川市上刈3-9-35 |
| TEL | 025-553-9224 |
| FAX | 025-556-9139 |
| お問い合わせフォーム | |













